吉徳農機/溝切機/除草機/リバース混合機  NO.25

2007.11.14

畦道散歩25/吉徳農機/乗用溝切機/JM-410/新潟 11月に入り、秋風も冷たく感じる頃ともなると新潟の山々は紅葉を迎える頃となる。赤い柿の実が静かなアキの農村を一際感じさせる。それにしても販売店回りをしていると、それぞれ販売店から農村の変り果ててゆく姿を耳にし、将来の米づくり農家に危惧をかんじさせるような話が多い。農政は耕作反別の大型化作りを進めれば進めるほど農村を支えてきた日本の集約農家という農村形態が解体に瀕してゆくようだ。米は値下がりし消費者の求める安全でおいしい米作りとは反対の方向に進むのではと懸念の声も聞く。中越地震に遭ったある農村では二百数十戸あった農家が農政の進める大型化農業に名乗りをあげたのは四戸だけだったとか。その為この集落は近い将来農家のいない農村になってしまう。問題はこの4人で村の全耕作を引き受け耕作するのはまず不可能で早くも耕作しにくい田地は引き受け拒否の話が出たり、人出不足から雇用するにも1110,000円も出してまで膨大な耕地のアゼ草刈りは採算上からも出来ない。どうしても消費者の嫌がる農薬散布優先の農業を進めざるを得ないのではないだろうか。又、農家を廃業した人々も町の人になったので今までの農村共同体で行っていた水路脇や土堤等の除草や管理に協力を得られにくくなり、残る4人の農家では農村の維持は難しいと危ぶまれる。こんな集落の農村では、どんなお米を生産するのだろう。安心でおいしいお米を食べたいと願う消費者からはますます心の離れたお米作りがされてゆくのではなかろうかと心配である。一方の政府の進める大型化農業への指向とは別にお客の要望する安全でおいしい米作りに向かってお客と生産農家が満足し合える商いに努力されている農家も多い。これらの農家は高値で買ってくれるお客に相応した生産反別しか作らない。有機や減農を望むお客に答えて大変な労務やコストをかけて作ってもお客がなければ一般米と同じ価格でも売らざるを得ない。差別化された安全でおいしいお米がお客の声で新しく客が増え、毎年増えたお客の分を増産する。本当にコツコツと努力と年数をかけて米つくりに精を出している。兼業農家が静かに増えている。これこそ自由競争の中でこれからの農村を支えて行ってくれる農家ではとそんな元気農家がもっともっと多くあらわれてくれることを願っている。


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